サーバーとは?ドメインとは?WEBの仕組みを簡単解説!
ホームページを作るときによく聞く、サーバーとドメインって何クマ~?
簡単に言うと、サーバーがデータの保管庫で、そのデータがインターネット上のどこにあるか、つまり住所がドメインだにゃ。
クマ…。う~ん、難しいクマ。もっと教えてほしいクマ!
もちろんだにゃ!じゃあさっそく、サーバーとドメインについてわかりやすく説明していくにゃ!
サーバーとは?
サーバーとは、ネットワーク上のデータの保管庫のことです。
サーバーにもいろいろな種類があるのですが、今回はホームページを作成するときによく使うWEBサーバーとFTPサーバーについて解説していきます。
WEBサーバー
WEBサーバーは、WEBページやWEBサイトをインターネット上で公開するためのコンピューターのことです。WEBサーバーは、WEBページやファイルを保存しておく場所であり、他の人がインターネットを通じてアクセスできるようにします。
例えば、WEBサイトを本棚に例えると、WEBサーバーはその本棚自体です。WEBサイトのページや画像は、本棚の本や雑誌と同じように、WEBサーバーの中に保存されています。そして、WEBサーバーは、インターネットを通じてアクセスできるように、WEBページやファイルを提供します。
FTPサーバー
FTPサーバーは、大きなファイルやデータをインターネットを通じて送ったり受け取ったりするためのコンピューターです。
ホームページの作成時にはこのFTPサーバーを用いて、HTMLやCSS、画像ファイルなどのサイトを構成するデータをWebサーバーへアップロードします。
つまり、FTPサーバーは郵便ポストの役割をしているにゃ。手紙(作成したWEBサイト)をポストに入れて相手(WEBサーバー)に送る、みたいなイメージを持つとわかりやすいにゃ!
HP開設にはこれも必須!ドメインとは?
ホームページの開設に必須なものがサーバー以外にももうひとつあります。
それがドメインです。
ドメインは、インターネット上のウェブサイトの住所のようなものです。ウェブサイトは、いろいろな情報が入っているウィンドウのようなもので、インターネットを使って見ることができます。ウェブサイトの住所を知っていれば、そのウェブサイトに行くことができます。
前章でWEBサーバーを本棚、WEBサイトを本に例えましたが、ドメインはその本の格納場所だと言えます。図書館ではアルファベットや番号等で所在地を表しますが、WEBサイトの場合はドメインがその役割を果たすのです。
HPを無料で作成するのは危険?
WEBサイト制作が身近になった今、無料のレンタルサーバーやホームページ作成サービスが豊富に用意されています。もちろんサービス自体はとても良いものなので、趣味などでホームページを作成したい方は無料サービスを活用すべきです。しかし、企業のホームページを作成する場合、無料サービスはお勧めできません。
その理由は以下の通りです。
安全性の問題
無料サービスはセキュリティ対策が不十分であったり、データのプライバシーが保護されない可能性があります。ユーザーのプライバシーに関する懸念はもちろん、企業の重要なデータや情報を無料のサービスに預けることは、機密情報の漏洩やセキュリティ上の脅威を招く可能性が非常に高いです。
ホームページに広告が表示される
無料サービスの多くがホームページ上に掲載される広告収入でビジネスを成り立たせています。
広告はユーザーに不快感を与える可能性があるだけでなく、競合他社に新規顧客を献上する事態になる可能性もあります。
なぜならば、現在のWEB広告では訪問者の興味・関心が高い分野が自動的に表示されるようになっているからです。
たとえば車を買いたいと考えている訪問者の場合は、広告枠に車に関するWeb広告が表示されやすくなります。
中古車販売店のホームページであれば、そのサイトにアクセスしている訪問者は「新しく車を買いたい、売りたい」と考えている確率が高いわけですから、その広告枠には他社のカー販売店の広告が表示されやすくなるでしょう。
つまり、無料ホームページでは競合他社の広告が自社のサイトに表示されるリスクを払拭できないということです。
自社の売上げをアップするために企業ホームページを開設したのに、みすみす競合他社に新規顧客を献上する事態になってしまっては、何のために企業ホームページを運営しているのかわからず、本末転倒です。
確かにお菓子のサイトを見てると、違うメーカーの広告がたくさん出てきて全部食べたくなるクマ~!
少し違う気もするけど…そんな感じにゃ!ただ、企業でもテストや開発用で無料サービスを利用することはよくあるにゃ!必ずしも無料はダメというわけではないんだにゃ。
サーバーとドメインの契約は複雑?
ここまで、サーバーとドメインについて説明してきましたが、実際にホームページを作る際はその二つを契約しなければいけません。
ですが、サーバーやドメインの契約・準備は、パソコンやネットにあまり詳しくない人にとってはかなりハードルが高い作業なのも事実です。
更新ができず、サイト自体がきえてしまう…等のリスクを考えると、IT専門の部署がなく、サーバーやWebに詳しい社員が複数人いない企業では、それらをホームページと併せて準備してくれる制作会社などに委託したほうがよいでしょう。
制作会社が管理する為、更新漏れもなく担当者が代わっても引継ぎを行う必要もありません。
安定して運営すべき企業ホームページは、制作会社に依頼するのがオススメです。
まとめ
サーバーとドメインについて、説明できるようになったクマ!でも契約は難しそうだから、HPを作る機会があるときはプロに頼むことにするクマ!
説明できるだけですごいにゃ!次はサーバーとドメインの関係を、もう少し深く説明していくにゃ!